因数分解
因数分解は、展開の逆の計算なんだよ。で、展開よりも因数分解のほうが難しいんだね。
どうやって考えるかというと、展開の計算は、例えば、
(X+2)(X+4)=X2+4X+2X+8=X2+6X+8
となるよね。
因数分解というのは、この逆で、
X2+6X+8から、元の式(X+2)(X+4)をつくればいいんだね。
どうすればいいかというと、
「6X」の6というのは2+4(たしざん)の答えになっているんだね(なぜかというと、展開したときの2X+4Xから6Xができたからだね)。
8というのは2×4(かけざん)になっているんだね。
よって、たしざんして「6」、かけざんして「8」から、元の数「2」と「4」を求めればいいんだね。ちょっとむずかしいね。でも、たくさん練習すれば、だいじょうぶだよ。
Xの係数がたしざん、定数項(一番最後の数字だけの部分)が、かけざんだね。逆にしたらだめだよ。
なお、因数分解の結果(答え)として、(X+2)(X+4)と答えても良いし、(X+4)(X+2)と書いても、どちらでも良いんだね。かけざんは、かける順番を変えても良いんだね。どちらの式も、展開したら、同じ式「X2+6X+8」になることを確認しておこう。こうやって、因数分解では、展開すれば、問題の式になるかどうかを確認できるから、検算がしやすいんだね。みんなも、テストのときは、時間が許す限り、検算(展開)をするようにしよう。そうやって、数学を得意にしていこう。
では、ちょっと練習してみますか?
WINDOWS用の因数分解(フリーソフト)をダウンロード(説明ページに進みます)